英文法に詳しい方へ質問です。次の英文に含まれる文法に関して分からない点があります。
英文法に詳しい方へ質問です。次の英文に含まれる文法に関して分からない点があります。
Even the same person may define an activity as work or play
depending on the stuation within which the activity occurs.
(同じ人間でも、ある行動を、それが行われる状況に応じて、仕事とも遊びとも言うことがある)
この英文のdepending以下のかたまりは、どの部分に、またどういった文法で
修飾しているのでしょうか?
解説には「分詞構文がもとになってできた形」とだけ書かれていて理解できません。
おっしゃる通りこの表現はいわゆる分詞構文の仲間です。
分詞構文、つまり"~ing"の形は簡単に「~して」と訳して主節につなげてやるのが一般的な訳し方ですね。
..., depending on ~も同様に
「~によって(=応じて)・・・」
のように訳して問題ありません。ただ普通、分詞構文の意味上の主語は主節の主語、この場合は"the same person"と一致するはずですが、この文の場合そう考えるのは適当ではありません。ここでは、"depend"するのは特に誰と特定できません。
一般に、慣用表現として主節の主語に関係なく自由に使われる分詞構文を「独立分詞構文」と呼ぶことがあります。
depending on ~/including ~/judging from ~/talking of ~
などがその例になります。とくに最初の二つは辞書によっては「前置詞」として見出し語になっている場合が多いと思いますが、もともとは分詞構文と考えてよいと思います。
この英文については知恵袋でも論じられたことがあるようですし、別の質問サイトでは以下のように複数の回答者がかなり詳しい回答を寄せていますので参考になるかもしれません。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/716345.html
the situation within which ...は
the situation in which ...としてもいいと思いますが、いずれの場合も「前置詞+関係代名詞」の形で先行詞"situation"を修飾していますね。どうして within/in がつくのかは、例えば
This is the house in which he used to live as a child.
などの文がご理解できるなら問題ないでしょう。
それは分詞という英文法で、defineという動詞に修飾しています。
分詞というのは動詞をing形あるいは過去分詞形にして、それを副詞あるいは形容詞として使う英文法です。ing形にしたものを現在分詞、過去分詞形にしたものを過去分詞と呼びます。そして、分詞の副詞用法を分詞構文と呼び、「depending on the stuation within which the activity occurs.」の部分はdefineを修飾する副詞(副詞句)になります。
副詞は動詞を修飾することができますし、和訳で考えても、「それが行われる状況に応じて→言うことがある」という修飾関係が成立します。ちなみに、dependingの意味上の主語はpersonですね。
Even the same person may define an activity as work or play
depending on the stuation within which the activity occurs.
(同じ人間でも、ある活動を、それが生じる状況に応じて、仕事、あるいは
遊びとも言うかもしれない)
depending on~「~次第で、~によって、~に応じて」・・・は独立分詞構文。
depending以下を関係詞を外して2文で考えましょう。
depending on ① a situation「ある状況次第で」
②the activity occurs within a situation「その活動がある状況内で起こる」
この①②の共通点がa situation→whichと変化し、within whichで移動。
修飾されたsituationはthe situationとなった。
within=inであり、訳出は不要ですね。
→「その活動が起こった[生じた]状況次第で」となります。
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