2012年5月7日月曜日

高校英文法の問題の疑問点2つです。 日栄社の問題集からなんですが 日本語訳は ...

高校英文法の問題の疑問点2つです。





日栄社の問題集からなんですが

日本語訳は

「洋服は和服より働きやすい。」

で答えの英文は


「Western clothes are easier to work in than Japanese clothes.」

なんですが

thanとJapaneseの間にinはいらないのでしょうか。



あと、

2つの文の意味が同じになるように空欄に1語を埋める問題で、

「I have heard this story repeated too often」

「I have heard people ( ) this story too often」



で、答えはrepeatなんですが、進行形のrepeatingは駄目でしょうか?

よろしくお願いしますm(__)m







この質問にお答えしようと思って、

調べています。

Yahoo知恵袋に投稿しています。

しばらく、お待ちください。



<回答>(遅くなって、済みませんでした)

[1] 最初の質問について

“Western clothes are easier to work in than (in) Japanese clothes.”

このように、(in)のinを入れるというご質問でしょうか。

これは、必要ありません。

「洋服は和服よりも・・」という意味ですから、thanで十分です。



[2] 二番目の質問について

①英文法;下記のwebを見て下さい。

目的格補語についての説明です。

http://e-grammar.info/participle/participle_24.html

目的格補語とは、知覚[使役]動詞 + 目的語 + 過去分詞(目的格補語)

のことです。

②ご質問の例文

(a) 「I have heard this story repeated too often」

(b) 「I have heard people ( ) this story too often」

④例文の動詞Vは"hear"という知覚動詞の現在完了形です。

⑤(a)の目的語は“the story”です。

repeatedという動詞はthe storyという目的語の補語です。

そのため、the story=repeatedという関係が成立しています。

⑥(b)の目的語は、<people>です。

(repeated)という動詞はpeopleという目的語の補語です。

そのため、people=repeatedという関係が成立しています。

⑦(b)の“repeated”の代わりに、“repeating”でも良いかというご質問でした。

文法的には正しい。

先ほどの、『英文法解説&基礎問題集』に、ingの用例があります。

ponponnaosukeさんの例文と同じです。

I saw him crossing the street.

「私は、彼が通りを横切っているのを見た。」

この場合、知覚動詞see+目的語him+現在分詞crossing

の関係が成立しています。

*訳し方は、目的語(himやpeople)を主語にして,目的格補語を動詞と

して、文章を作ります。








1つ目について。

「than」という単語は「比較」の単語ですが、

「比較する」ということは「2つのもの」が文章に出てくるわけです。

英文法中では、その2つのものは「文法的に同じ形」をしていなければなりません。

ここでは「Western clothes」という名詞と

「Japanese clothes」という名詞を比べているので、

他に余計なものを付けてはいけません。



2つ目について。

この問題は文型がしっかり把握できているかどうかを問われている問題です。



最初の文は「SVOC」で

S = I

V = have heard

O = this story

C = repeated too often

です。



次の文は「SVO」です。

S = I

V = have heard

O = (that) people repeat this story too often

で、本文中 heardとpeopleの間にthatが省略されています。

that節が名詞節でhave heardの目的語になっています。

S hear that ~

で「Sは~というのを聞く」という意味です。

節ですから動詞が適切な形になっていないといけません。

時制はhave heardが「現在形」ですから、

repeatも「現在形」になります。







Western clothes と Japanese clothes という主語同士を比較しているからです。



このもともとの文は Western clothes are easier to work in than Japanese clothes are easy to work in.

で 後ろの are easy to work in が省略されているのです。



ほぼ同様の意味で You can work more easily in Western clothes than in Japanese clothes. なら in が必要です。





repeating の場合は 進行中であることを表すので 意味がおかしくなってしまいます。

知覚・感覚動詞+O+原形不定詞=Oが~するのを 見る・聞く

知覚・感覚動詞+O+~ing=Oが~しているのを 見る・聞く



例えば I saw him cross the street ならば 渡り始めから渡り終わりまで一貫して見た

I saw him crossing the street ならば 通りかかって彼が渡っているのを一時的に見た ということです。

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