2012年5月4日金曜日

英文法に関する質問です。(至急お願いします)

英文法に関する質問です。(至急お願いします)

①仮定法のshould, were toの違いは何ですか?

どちらも「万一~したら」と訳していたのですが、違いはあるのでしょうか?



②助動詞mightと、完了助動詞may have toの違いは何ですか?

mightはmayの過去形なので、訳す時は同じになるのでしょうか?



すみません、どなたか分かる方お願いします。







回答者のmucy先生が記していらっしゃる内容には誤りまたは誤解がありますので,失礼とは存じますが修正提案をさせていただきます。



shouldとwere toは,質問者さんがお書きのように,いずれも類似の意味「万一~したら」の意味になります。学校等では,この2つを区別して教えているようですが,実際には目立った差違はありません。細かいちがいをあえて言うならば,できごとが起こる可能性に差があるということです。



学校文法ではmucy先生がおっしゃるように,were toは決して起こりえないできごとに使い,shouldは起こる可能性が非常に低いときに使うと指導しているようです。しかし,実際にはそうではなく,可能性が相対的にちがうだけです。たとえば,shouldについて,可能性を2~3%とすると,were toは1~2%程度というちがいです。従って,were toは「決して起こりえない」のではなく,ほとんど可能性がゼロに近いということです。また,起こる可能性を想定しない場合にも使えます。たとえば,If you were to get a million dollars, what would you do?(もしあなたが100万ドル入手したら何をしますか)というような場合です。これは,可能性を全く顧慮せず,むしろ後半のwhat...の文に最重点が置かれた文です。今もちろん100万ドルはないけれど,お金の有無や入手可能性はさておきということですね。それでもあえて可能性に注目すると100万ドル入手する可能性はゼロではありません。つまり,「決して起こりえないできごと」ではありません。ついでに言うと,were toの方が実現可能性は低いので,主節(帰結節)は仮定法を用いますが,shouldは仮定法,直説法のいずれも可能です。このとき直説法を使うと,話し手は可能性がけっこう高いことを意識していることになります。



現代の英語では,shouldよりもwere toが若干多く使われる傾向にあります。しかしながら,この2者は上記のようなちがいがあるとはいえ,わずかな差に過ぎませんので,ほぼ同一の意味を持つと考えてまちがいありません。質問者さんがどうすべきか不安に思ったり,迷ったりしたときはwere toで不都合はないはずです。また,ごくわずかのちがいを意識して区別するのならば上記のパーセンテージを参考にしてください。



なお,2つ目のご質問については,mucy先生のご回答と私の意見は同じですので,重複記述はしませんが,質問者さんのmay have toはmay have doneの誤記ですよね。もしmay have toで誤りがないのならば,mightとのちがいを議論するような問題ではありません(これについての記述は割愛します)。








if S were to do は、けして起こり得ない未来を起きたと仮定することです。たとえば、 If all the radioactive contaminants were to disappear tomorrow, how happy we would be(もしも全ての放射能汚染物質が明日消えたら、我々はどんなに幸せだろうか?)のように使います。



if S should doは起る確率は低いが起こり得る未来を起きたと仮定することです。たとえば、If another big quake should hit East Japan tomorrow, what would happen to the power station? (もしも万一明日もう一度大きな地震が東日本を襲ったら、あの発電所はどうなってしまうのだろうか?)のように使います。





may have done は、過去の出来事がひょっとしたら有り得るという意味です。たとえば、She speaks English very well. She might have lived in any English speaking country(彼女は英語が非常にうまい。彼女はどこか英語を話す国に住んだことがあるのかもしれない)のように使います。



might はそれ単独で単文で用いられるときには、可能性は低いが有り得るという現在の出来事の推量です。たとえば、She speaks English very well. She might be an English teacher (彼女は英語が非常にうまい。彼女はひょっとしたら英語教師かもしれない)のように使います。







<①に対する回答>

違いは主節の作り方です。

If S+should+原形に続く主節の形は3つあります。



1. 主語+would/could/might+原形

2. 主語+will/can/may+原形

3. 命令文



If S+were to+原形に続く主節の形は1つだけです。



主語+would/could/might+原形



were toとshouldの共通点は、どちらも「可能性がない」ことを語るときに使われることです。

このとき、主節は「主語+would/could/might+原形」を使います。

一方、were toと違ってshouldは「可能性がある」ことを述べるときに使うことができます。

このとき、主節は2.と3.の形を使います。



日本語では「万が一」と訳して区別しない「1万分の1」の可能性を、英語では「高い」と考える場合と「低い」と考える場合の2つに分けます。

前者ではshouldを使いますが、were toは使いません。

後者ではshouldとwere toが使えます。



前者のshould+原形は「動詞の現在形」で言い換えられます。



(例)Should you need any help (=if you need any help), you can always

phone me at the office.(http://www.ldoceonline.com/dictionary/should)

「何か困ったことがあれば、いつでも電話してね。事務所にいるから」



この例文は、主節を命令文にして書き換えると、Should you need any help (=if

you need any help), call me at the office anytime.となります。



一方、後者のwere toは「動詞の過去形(仮定法過去)」で言い換えられます。

(例)Even if England were to win the next two matches, Germany would still be three points ahead.(http://www.ldoceonline.com/dictionary/be_1)

「仮にイングランドが残り2試合で勝利しても、ドイツとの差は3ポイントあります」



このwere toはwonで言い換えることができます。



<②に対する回答>

may/mightを「~かもしれない」と訳す場面は、「仮定法」の世界と「現実」の世界の2つの場合に分けて考えると、わかりやすくなります。



[仮定法の世界の場合]

mightは使いますが、mayは使いません。

現時点・未来時点で予想される結果は「might+原形」を、過去時点で予想された結果は「might+have+過去分詞」を使って表します。



[現実の世界の場合]

mayもmightも使います。

ただ、それぞれの表す出来事が「起こる確率」が少し違います。

mayの確率は「50%」、mightの確率は「30%」です。

mayの語感は「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」、mightの語感は「ひょっとしたらそういうこともあるかもしれないけど、まず考えられない」と覚えておきます。



may/mightの後ろに続く形は、取り上げる出来事が過去・現在・未来のどれなのかによって、違います。

過去は「have+過去分詞」、現在は「be+現在分詞(進行形の原形)」、未来は「原形(単純形の原形)」で表します。



(例)

He may have cheated us.[(このあいだ)奴は俺たちをだましたかもしれない)]

He may be cheating us.[(今この瞬間)奴は俺たちをだましているかもしれない]

He may cheat us.[(いずれ)奴は俺たちをだますかもしれない]







1)were to は書き言葉、文語体、should は会話的です。

2)have to の有るのとないのと同じはずがありません。

may, と might はほぼ同じです。might のほうが丁寧です。

お急ぎのようですから、とりあえず。

0 件のコメント:

コメントを投稿