英文法の考え方について
早速ですが質問させて頂きます。
1. 他動詞について
例えば、I was shocked at the news この文はshockは基本他動詞として働くと思うので、文としては成立しないと思うので すが仮にこの後にthat節が続けばthat節が目的語になりますか?
2. 受動態について
受け身の考え方は基本的に~されるだと思うのですが、例えばもらうとかは受け身にはなりないんですよね?よければ受け身 の考え方について教えて頂けると助かります。
3,完了形について
自分の中では完了形=幅のある時間で解釈しているのですがいまいち理解できていなように感じるのですが完了形の考え方 についても教えて頂けると助かります。
以上の質問に答えて頂けると助かります。無知なので質問の内容が分かりにくいかもしれませんがよろしくお願いします。
1.
shock が他動詞「ショックを与える」なので
受身 was shocked 「ショックを与えられた」=「ショックを受けた」
になるのです。この文は
The news shocked me. と能動態で書き換えることができます。
ポイントは、 shock は「ショックを受ける」ではないということ。
他にも
surprise 「驚かす」 → I was surprised. 「驚かされた」=「驚いた」
excite 「興奮させる」 → He is excited. 「興奮させられている」=「興奮している」
など、日本語の能動態を英語では受身で表わす動詞はたくさんあります。
自動詞は受身になりません。
I go to school. → × School is gone by me.
2.
「もらう」自体を受身的な意味と考えて、英語で
I was given a Christmas present. と表すことができます。
「プレゼントを与えられた」=「もらった」
receive 「受け取る」なら
I received a Christmas present. で受身にしなくて良いです。
受動態で大切なのは「それを行うのは誰・何か」をつかむことです。
shock →ニュースなど「もの」
give →それを「与える」人
receive →それを「受け取る」人
3.
現在完了形は「それまでの動作・状態がある形で今に続いている」ことを表わします。
その「ある形」を4つに分類することができます。
I have just finished my homework. 宿題を「完了」した状態が今ある。.
He has gone to America. 行ってしまって今いないという「結果」がある。
I have seen him before. 彼に会ったことが「経験」として今ある。
She has been sick since yesterday. 昨日から今まで状態が「継続」している。
have が使われるのは、その状況を今「持っている」からです。
「それまで→今」ですから、「幅のある時間」という解釈は正しいです。
この3つに限らず文法は必要ですが、大切なのはそれを「覚える」のではなく、
「その知識を元に、たくさんの英語にふれる」ことです。
そして、文法を意識せずに理解・表現できるようになったとき
「英語が使える」ことになったと言えるのです。(もちろん成績も上がります^^)
。。。。
あらあら、たくさんの方が回答されてますね。
みなさん素晴らしい回答でどれを読んでも納得できるわかりやすい説明です。
でも上に書いたように、文法の説明そのものに「はまらないで」くださいね。
では、おやすみなさいWW
1.他動詞について[2.受動態について、とも密接に関連しているかな?]
「I was shocked at the news.が文として成立しない」とお感じなのでしょうか? いいえ、成立します。正しい英文です。
もしかして、「受動態と言えばby+行為者なのにそれがなくて前置詞がatだから変?」と感じての発言でしょうか?
byは決して必須項目ではないので、というより、誰/何による行為の影響を能動態の時の目的語が受けているのかがよく分からない時や特に問題にしていない時、或いは、行為を受けている目的語の方によりフォーカスが当たっている時に受動態が好まれるとも言えます。
英語では主に感情に関する動詞では日本語とは異なり他動詞で使う事が多いですね。
例えば日本語では「私は驚いた」と言う時、特に驚かされる要因による自分への力の働き、影響が及んでいる事をそれほど意識しないために主語自らの動作/状態として自動詞で表現します。
しかし、英語的発想では驚くという事は必ず何かしらの要因があって、その力の働きを受けて影響が及んでいるからだと感じるために、主語(要因)がある対象(主に人が多いでしょうか)に驚きという影響を与えるとして他動詞surpriseを使います。
これはshockという動詞でも同様の考え方なのですが、この時、いつもいつもその要因がハッキリとするとも限らないために、能動態のままでは主語がたてづらい時も往々にしてあります。
その結果、驚きであったり衝撃という影響を受ける対象である目的語になっている主に人を主語に据えて受動態にする事が多くなるという事です。
或いは、より人の方にフォーカスをあてて表現したい気持ちが働いているとも言えるかも知れませんね。
shockという動詞をより他動詞らしく感じさせるために日本語訳してしまうと、「私はその知らせを聞いて、驚かされた」となるため人によっては「受動というより使役っぽいなぁ」と感じたり、或いは自然な日本語として「…、驚いた」と訳すと日本語の受け身の感覚での”~れる/られる”がないためにshockが他動詞なのかが訳が分かんなくなってしまうかもしれませんねぇ。
あと、shockに限らずですが受動態にした時に確かにthat節を続けられる事があります。例えば(下手っぴな例文ですが)こんな文です。
I was shocked that your mother suddenly passed away.(お母様が突然亡くなられてショックです)
ただ、このthat節は動詞の目的語になっている名詞節ではなくて、何故shockedなのかを説明する副詞節となっています。
同様の構文は形容詞を使った、I'm glad that you like it!(気に入っていただけると嬉しいです)と言う時のthat節と同じ働きです。
受動態というのは、能動態の時の目的語を主語に据えているので、逆に言うと受動態では元々が目的語が2つ存在する第4文型でもない限りは目的語が存在しないのです。
「父が私にプレゼントを与えた」→My father gave me a present. 【目的語が2つある典型的な第4文型ですね】
これを受動態にしたら、I was given a present by my father.となって、こう言う時だけ主語にしなかったもう一つの目的語である”a present”が存在します。
2.受動態について
実は上でもう既に結構触れているので、他に書く事があるのかなぁと言う感じですが、「もらう」というのを「自分に与えられる」と解釈すれば受動態表現も可能です。
とにかく、あまり日本語にした時の訳語の形にとらわれすぎずに、「何かの動作・行為・影響を受けている人/もの/事柄を主語に据えた表現」が英語では受動態になる、と言うように考えた方がよいように思います。
1. I was shocked at the news.
↑完全な文です。文法的に何も問題ありません。
この文は
The news shocked me.
の受動態です。
したがって、受動態の文でshockの目的語は主語のIであり、shockedの直後に名詞をおくことはできません。
ちなみにthe newsは前置詞atの目的語です。
2. 受動態の基本的概念は「主語が外から影響を受ける」ということです。
したがって、「もらう」も受動態で表せます。
I was given this watch by my grandfather.
ただし、受動態はしばしば堅い印象を与えますので、能動態で言える場合は能動態で表すのが普通です。
My father gave me this watch.
学術論文では人ではなく抽象名詞が主語になることが多いため、受動態が多用されます。
3. 完了形について
現代日本語には「完了相」という概念が存在しないため、イマイチ理解しがたいところですよね。
質問者様の解釈通り、過去の一地点から現在までの時間の幅が完了相です。
2 受動態について
人が主語である場合は、「~される」という受け身形の訳し方をします。
物が主語である場合は、物は(基本的に…)自分では動いたりしないので、受動態になると教えられました。
ちなみに動物も物に入ると。
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