英文法についてお聞きします。I like English.の場合、likeが動詞ですよね。それでは、I have lived in Japan since 2000.の場合、どの単語が動詞にあたりますか。専門書で調べればよいのでしょうが、すみません。
ゆっくり調べる時間がなく…。どうしても気になってしまってあきらめきれず、知恵袋を利用させていただいています。よろしくお願いします。現在完了の場合、haveは助動詞の役割をしていると思うのです。かといって過去分詞が動詞なのか、というとそれも違う気がします。もし、過去分詞も動詞だとすると、受け身の文、This car was made in Japan.では動詞が2つ並んでしまうことになり、非文法的です。…頭が混乱してしまいます。どなたか教えてください。
これはね、質問者さんが理解できていないのではなく、英語教育での用語が混乱しているからなんです。あなたの頭が混乱しているのは、用語の混乱が反映しているだけで、質問者さん自身には問題はない。むしろ、こういう質問が出て来る、ということは、質問者さんには「ここらの英文法の解説には、何かしらおかしいところがある」と気づいている、ということで、むしろ、そのことについて喜んでいいくらいでよ♥
英文法で【動詞】と呼ばれるものは数種あります。
1。品詞で「名詞」や「形容詞」に対して「動詞」と呼ばれるもの:
つまり、(助動詞以外の)「時制」を担うことができるもの
2。「述語動詞」(文中で述語の中心となる部分)
3。「本動詞」(「助動詞」区別して)
4。「ある種の助動詞」(まれにこれも【動詞】と呼ばれる)
「述語動詞」とは、「(ある種の助動詞+)本動詞」のことです。
「述語動詞」という用語は、学校文法であまり使わないかもしれません。
「述語動詞」を作る3要素:
・ 時制(現在か過去か、あるいは、現在か過去か未来か)
・ 態(能動か受動か)
・ 相(完了か非完了か、と、進行か非進行か)
この3要素に、「本動詞」の語彙的意味が加わって、「述語動詞」となります。
<I like English.>
like 「述語動詞【動詞】」であり、「本動詞【動詞】」でもある(助動詞がないので)
<I have lived in Japan since 2000.>
have lived 「述語動詞【動詞】」
have 「助動詞(まれに【動詞】)」
lived 「本動詞【動詞】」
<This car was made in Japan.>
was made 「述語動詞【動詞】」
was 「助動詞(まれに【動詞】)」
made 「本動詞【動詞】」
> 現在完了の場合、haveは助動詞の役割をしていると思うのです。
その理解でいいです。でも、この「助動詞」は「時制」も担うの【動詞】と捉えられることもあります。
> かといって過去分詞が動詞なのか、というとそれも違う気がします。
完了の「助動詞」have に続く過去分詞は、「本動詞」です。「本動詞」を略して【動詞】ということもあります。また、過去分詞は、品詞としては「動詞」であることにはかわりありません。
> 受け身の文、This car was made in Japan.では動詞が2つ並んでしまうことに
この was は、完了の「助動詞」have と同じように、「助動詞」です。これも、完了の「助動詞」have と同じく「時制」を担うので、【動詞】と捉えられることもあります。ここの過去分詞は、「本動詞」。「本動詞」も【動詞】と呼ばれます。
> 動詞が2つ並んでしまうなり、非文法的です。
たしかに動詞がふたつ並ぶのはおかしいのですが、ここの動詞というのは、同じ範疇の動詞ではないのです。一方は、動詞も担うことにより文中で【動詞】とも呼ばれる「助動詞」、もう一方は、文中において「本動詞」の働きをしているもの、そして、「本動詞」は文中で【動詞】とも呼ばれますし、品詞名としても「動詞」です。
もういちど、まとめます。
「述語動詞」=(「ある種の助動詞」+)「本動詞」
「本動詞」= 品詞として「動詞」
以上のうち、「述語動詞」、「本動詞」、の両方が慣用的に【動詞】と呼ばれ、
かつ、時制を担う「ある種の助動詞」も【動詞】とも呼ばれることもある。
その上、「本動詞」は、品詞としては「動詞」【動詞】である。
質問者さんが悪いのではありません。
このような用語の混乱を放置してある状況が悪い。
文法を主に教える日本での英語教育で、
文法用語に混乱があるのを野放しにするのは、よくないと思います。
① I have lived in Japan since 2000.
② This car was made in Japan.
この2文では「have」と「be」は助動詞です。
混乱の原因は、この「have」と「be」は「本動詞」と「助動詞」の働きの両方を持っているからです。それを理解すれば混乱は収まります。
・have:
本動詞:持つ
助動詞:完了形(have + 過去分詞)を作る。
・is:
本動詞:ある、存在する
助動詞:進行形(is + ~ing)や受動態(is + 過去分詞)を作る。
これさえ理解していれば「①」では「lived」が動詞で、「②」では「made」が動詞だと分かるはずです。
livedが動詞です。このhaveは動詞の役割じゃなくて完了形の時に使うhaveです。
まず完了形はhaveプラス過去分詞なので、動詞が二個あるっていう意味じゃないです。
受動態はbe動詞プラス過去分詞になるので、動詞が二個あるって悩まなくても、それが英語の決まりなので、数学みたいに公式を覚える感覚にするといいですよ!
まとめると
完了形はhave+過去分詞
受動態はbe動詞+過去分詞
っていう公式です!
わからなければまた聞いてください!
livedが動詞ですが、have livedで動詞群として
扱うこともあります。
受身の場合も同じで動詞自体はmadeですが、
was madeを動詞群ということもありますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿