2012年4月28日土曜日

英文法についての質問です。considerは動名詞を目的語にとり、count onも動名詞を...

英文法についての質問です。considerは動名詞を目的語にとり、count onも動名詞を目的語にとると英語の文法問題にありthinkは動名詞を目的語にとらないとありました。

considerは目の前に動的イメージを描けるよって動名詞を目的語にとるとありました。considerは他動詞、count onは自動詞+前置詞であり、think はto 不定詞を伴って~を期待すると言う意味であると辞書にはありましたが、何故同じ考えるという動作において、thinkは動名詞をとらず、considerは動名詞のみを取るのでしょうか。

今まで不定詞は未来志向の動詞 expect,hope、動名詞は現在または過去志向enjoy

,avoidと位しか考えていなかったのですが・・・。







理屈ではありません。覚えるしかないのです。



ネイティヴも使う文法書でも、例えば

"Unfortunately there is no easy way to decide which structures are possible after a particular verb. It is best to check in a good dictionary."

-残念ながら、ある動詞の後にどちらの構造(動名詞かto不定詞か)が可能かを簡単に見分ける方法はない。良い辞書で調べるのが最良の方法である-

とされています。("Practical English Usage" by Michael Swan,p.296)





若干補足すると、

0.ネイティヴにとっては、(例えば主語として用いる場合に)動名詞は過去の事実を語るにふさわしく、to不定詞は未来を語るにふさわしいというニュアンスはあるようですが、先行する動詞との相性を説明する原理としてそれほど役に立つとは思えません。かえって混乱しがちなのであまりお勧めできません。



1.動詞+前置詞に続く場合は動名詞を取ることが多いとはいえます。(count onなど)ただし、go onはto不定詞、動名詞どちらも取るなど例外もあります。



2.to不定詞、動名詞双方を取る動詞もあります。advise,allow,can't bear,begin,continue,forbid,forget,go,go on, hate,hear,intend,like,love,permit,prefer,propose,regret,remember,see,start,stop,try,watchなどです。

ただし、to不定詞と動名詞では意味が異なる場合も多いので気をつけてください。

よく挙げられる例は、

I stopped smoking. 喫煙をやめた。(禁煙した)

I stopped to smoke. タバコを吸うために立ち止まった。

ですね。



3.「メガフェプス(MEGAFEPS)」(to不定詞を取らない動詞)

=M (mind, miss) E (enjoy), G (give up), A (admit, avoid), F (finish), E (escape), P (practice, postpone, put off) S (stop)

のように、語呂合わせで覚える方法もありますが、個人的には、たくさん英文に触れて自然に口から出るようになるのが遠いようで近道だと思います。








・日本語の「考えるという動作」も状況に依って、色々の語句で表現されるのとおなじです。

一つの英語に、一つの日本語が対応しているわけでは有りません。

一つの英語が表す表現を円で考えると、その円に重なる部分がある日本語が辞書に出ているわけで、円が全く重なっているわけではないのです。

同じ英語同士でも、think が表す円とconsider が表す円は、全く重なり有っているわけではなく、その重なっていない部分を辞書が説明しているということだと思います。

円の重なる部分と重ならない部分を、感覚的に感じ取れるようにすることが、学び取るということだと思います。

・前置詞の後ろには名詞がきますから、動詞に関しては不定詞の「名詞的用法」は、名詞そのものではないので来られず、名詞そのものである動名詞が来ます。

・同じ on でも、count on のon は「前置詞」

go on の on は、継続を表現する副詞です。

不定詞の名詞的用法と、動名詞の使い分けは、基本的なイメージを頭に入れた上で、個々に憶えて行くしかない、ということだと思います。







動詞の意味構造の違いです。



>何故同じ考えるという動作において…



同じ意味構造、つまりまったく同じ意味の語は、存在しません。不要だからです。同じ「考える」という動作を表すのに、色々な語があるのはそのためです。それぞれ意味が微妙に違うのです。



その中に、to不定詞や動名詞と結びつく因子を両方持つもの、片方だけ持つものがあるわけです。動詞の血液型みたいなものですね。

この違いを見分けるには、意味構造を知る(語の意味を理解する)ことが必要です。つまり↑の方のおっしゃるように、ひとつひとつ身につけるしかありません。



このことは、Gerund(動名詞) or infinitive(不定詞)?といって、ネイティブ達の文法書でも大きなテーマになっています。

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